アフレコの時間はざっくりと、
朝からパターンと夕方からパターンがあります。
アフレコの時間に関してですが、
オーディションの時点で
「この曜日、この時間にこれる人」
という縛りがありますので、前もって知らされているはずです。
今はほとんど、アニメーションの絵が無い状態でアフレコをします。
ですので秒数チェックをこまめにやるのがひとつのポイントとなります。
何秒以内にセリフを言う、とかですね。
アフレコでの演技への指示ですが、
細かく指示されることもあれば、
「自由にやってください」と言われることもあります。
自由にやるといきいきと演技する声優もいれば、
細かい指示をもらったほうがやりやすい声優もいます。
これは人それぞれですね。
また、アフレコでは
オーディションで選ばれた役だけではなく
ガヤ収録をすることもあります。
その場に居合わせた声優でガヤの収録をするのです。
どんなことを話すか?ですが、
とりあえずガヤガヤしていればいいです。
その場のシチュエーションに合えば
世間話でもつまらない話でもOKです。
アフレコでは、
オフゼリフ、モノローグといったセリフも収録します。
オフゼリフとは、
キャラクターが正面に見えてなかったり、遠くにいたり、
そのキャラの口が見えてないセリフです。
モノローグとは、
台本に「(M)」と表記されていることが多いのですが、
心の中の声のセリフです。
「(M)」といった表記ですが、
外画とアニメのアフレコ台本では違うことが多々あります。
この記号は何を指示しているのか?分からなくなった場合は
その場で聴きましょう。
スタッフブースと声優の収録ブースは
ガラス越しなのであまり接点がなかったりします。
声優は、スタッフさんたちが何を求めているか、
察することも必要になってきます。